かぜ・そら・とりのブログ

気ままに、のんびり。

2022-01-01から1年間の記事一覧

「三種の神器」

思えば、2005年ごろから腰と連動して股関節が痛い。特に右脚。ハイヒールや長時間足を組んでパソコンに向かっていたのが良くなかったのだと思う。あまりに痛い時は整形外科に行ったこともあるが、日頃はストレッチとプールでのウオーキングなどで長年どうに…

60歳になった。

この5月、60歳の私になった。誕生日には夫くんと会社をお休みして、郊外の海辺のオーベルジュに車で出かけた。夫くんからのお祝いランチと花束(真っ赤!)のプレゼントに興奮し感謝・感激した。LINEなどで友人たちからもお祝いのメッセージをいただいた。 ま…

査定よ、さらば。I'm free!

先週、会社の同じ部門のセンパイとチャットしていて、イイこと(?)を聞いた。センパイは2つ年上で、定年退職後そのまま嘱託社員になって現在2年目。つい会社や上司の愚痴に話が及び「こんなこと言ったら査定に響くのかしら〜」と冗談半分(本気も半分)で書い…

月のウサギさん、無人島の夫くん

ときどき、お散歩の途中で車道の真ん中を這うカタツムリを見つけては葉っぱの上に移動させたり、メダカ鉢に浮いてじたばたしているカナブンを拾い上げたりすると、それを見ていた夫くんは必ずこう言う。「あとで、お礼に私を焼いて食べてください、ってたく…

晴れた日にはケーキを焼いて

自宅の屋根には太陽光発電所が乗っている。10数年前に設置した頃、余剰電力の買取価格は48円/kWh。「昼間に発電した電力を極力売って、夜22:00から翌朝8:00までの安い電力を使う」というのが「お得」とされた。 我が家では電気代が高い8:00から22:00までを「…

命のロウソク

両親はここから車で45分程のところの賃貸マンションに2人で住んでいる。母は85歳、ぴんぴんしている。父は”よぼよぼ”ながらも昨年11月にめでたく米寿(88歳)を迎えた。 父は昔から不器用で温厚、家庭で見ている限り野心や功名心はなく、仕事も趣味も人づきあ…

そんな時節柄

にわかにLINEグループやFacebookで「還暦おめでとう〜」のお祝いメッセージが飛び交い始めた。高校、大学の同級生たち、その多くが今年4月以降に60歳を迎えるのだから、さもありなん。 大学時代の部活メンバーとのLINEも4/2生まれのFくんへのお祝いに続くは…

還暦目前、未だに揺れる

一昨日、仕事から戻った夫くんが、顔を合わせるなり「柳生博さんって85歳だったんだって!」とのたまった。会社帰りのカーラジオかなにかで、柳生さんが老衰でご逝去されたというニュースを耳にしたらしい。「あと25年ちょっとしかないよ!!」と、急に現実…

定年まであと1周。電池残量が気になる。

これまた、ぼーっとしているうちに桜も咲いて散って、会社員としては新年度になってしまった。それも私にとっては定年前の最後の1年なのである。 30何年もの間、○○株式会社の社員という名札をつけて膨大な時間を過ごしてきたが、それもあと1年かあ。この頃、…

お風呂上がりのユースキン

我が家の保湿用クリームはユースキン製薬のユースキンである。黄色く油っぽいベタベタのテクスチャーで、いい香りもしない。 が、夜、手に塗って寝ると翌日1日中しっとり感が続く(夫くん談)。この持続性はユースキンならではの効果なのだ(夫くん強調)。 確か…

悲しくて恐ろしい

ロシアのウクライナ侵攻。今、この瞬間にも、本物の「戦争」が行われているなんて、信じられない。身勝手な論理で、人が人の命を奪っているなんて。 「死にたくない」という子供の涙、幼子を抱いて離れ離れになった夫を思う若い母親の姿・・・悲しく、体が震え…

夫くん、元気にご活躍

夫は技術者である。30数年勤めた会社をちょっと早めに退職して、現在は再就職先で嘱託社員として毎日フルタイムで働いている。 もといた会社でやってきた専門技術を活かした再就職なので、本人もまずまず納得している様子だ。日々、外部からのお客様をお迎え…

寒い朝の湯沸かし器

寒い朝、キッチンに立って暖かいお湯に手を濡らすと、実家の冬の朝を思い出す。 高校生の私は、朝早く学校に行って自習するのが好きだった。というか、部活で疲れて夜は眠くなってしまうので早朝の教室が唯一のお勉強タイムだった。 朝まだ暗いうちに、起き…

ソーセージ製造機のおはなし

B・ラッセルの「幸福論」(角川ソフィア文庫)を読んだ。 何と読みづらい本(翻訳が?)であるか!「私はかつて、その幼少時代に両脚の使用をうしなってしまった一人の男を知っている。」は「両足が不自由になってしまった一人の男」でいいと思うが。 と、いう…

文字通りの・・・

久しぶりに仕事でやらかした。上司たちも「む」という表情だった。 私の理解や配慮が足りなかったなあと一応反省し、大人らしく「申し訳ありませんでした」と謝る。挽回策を提示する。 それなりにモヤモヤとストレスも感じたし、凹んだ気もした。 帰宅した夫…

エセ賢人の黄昏れ

ここにきて、あらためて「“幸福”だな」と思う。「ここ」ってどこかというと、もーすぐ60歳になるよという「今」である。なにより健康でいてくれる家族、雨風を凌げる家、ちゃんと作った温かい食事。本を読みたければ読み、庭の植物やスズメ、メダカを愛でる…

家庭内隔離訓練

今週の月曜日、先週金曜日にずっと一緒だった若手くんが朝から40度の熱を出したと連絡を受けた。その日の私の出張は駅の改札口の前で中止にして家に戻った。 PCR検査の結果は翌日か翌々日にわかるという。 1日中マスクをしていたし、おしゃべりしながら食事…

またも、ちょっと前の近況(感謝とか好奇心とか)

このたびの入院で、心配してくれた家族、友人、そして、お仕事で迷惑をかけた(かもしれない)会社の方々には深く感謝申し上げたい。 何より私の無事を一生懸命祈ってくれた夫くん。たかだが抜歯。でも、もしものことがあったら・・・。そんなことを考え始めたら…

再び、ちょっと前の近況(腫れた件)

前回の投稿がノーパンの謎の話で終わってしまった。 ちなみに大学病院での最初の診察の時から、アゴの表面に軽い麻痺が残るのは避けられないかもと言われていた。髪の毛が触れたりごはん粒が付いていても気が付かない程度に感覚が鈍くなると。 会社のみんな…

ちょっと前の近況(入院した件)

この期に及んで今さらだが、2021年のトップニュースは、生まれてはじめて入院して、点滴して、全身麻酔で「手術」したことだった。と言ってもたかだか「抜歯」なのだが。 11月末に右側のアゴの下が痛みと共に腫れたので歯医者さんに行ったら、大学病院を紹介…

最大静止摩擦力

記憶がどんな仕組みなのかわからないが、中学や高校の教科書に載っていたことを何の脈絡も無しに不意に思い出す。モヘンジョダロとかコロイドとか。 若干の脈絡に乗ってしばしば浮かんでくる単語もある。その一つが「最大静止摩擦力」だ。 中学校の理科か高…

寅年になった(なっていた)

最後に投稿してから2ヶ月半ほど経ってしまった。 ぼんやりしている間に年も改まり2022年、生まれてから6回目の寅年に。 年女なのだ。今年の誕生日でいよいよ60歳なのだ。 子供の頃、いや、40代になってからも60歳はずっと遠くにあって「おじいちゃん」「おば…