かぜ・そら・とりのブログ

気ままに、のんびり。

査定よ、さらば。I'm free!

先週、会社の同じ部門のセンパイとチャットしていて、イイこと(?)を聞いた。センパイは2つ年上で、定年退職後そのまま嘱託社員になって現在2年目。
つい会社や上司の愚痴に話が及び「こんなこと言ったら査定に響くのかしら〜」と冗談半分(本気も半分)で書いたら「ことりさんは定年間近だから、もう査定されることないでしょ」とお返事が返ってきた。

 

え?あ!! 考えてもみなかった!

いわゆる人事考課、つまり私の働きっぷりに応じた今年度のお給料の基本の金額は3月、ボーナスの基本も5月に既に査定され決定済みなのであった。
会社がちゃんと存続し、私がよほどの懲戒などの事態を引き起こさない限り、お給料を減らされたり、ボーナス召し上げという事にはならないのだ。逆にどんなに素晴らしい成果を上げても不変。そして上司からの覚えがめでたかろうが、心証を害することがあろうが(いったいどんな評価基準?)関係ない。さらには、退職金の額だって既に決まっている。

 

日頃、上司からの査定を気にして仕事しているわけではないと思ってきた。お客さまからの評価、チームで取り組むイベントの成功、自分で立てた活動計画の進捗などで、自分なりの満足感を得られれば、査定は後からついてくると思ってきた。が、もう査定されることはないとわかった瞬間の、長年の見えない足かせが外れたようなこの解放感はいったいなんだ?? 「足かせ」は減点への不安や、より良く見せたいと自分に課したプレッシャーだろうか。


所詮は社畜。自分の仕事の出来不出来を評価する上司がいて、それがお給料やボーナスに反映されるってこと、気にしてたんだなあと今さらながら改めて思う。

 

査定されることのない定年前社員。自分の信念と正義に従って好きなようにやっちゃうゾ。年齢は一般の社員の頂点を極めている。管理職だって社長だって年下、新入社員なんて孫の歳。おばちゃんパワーと相まって、コワイものなしである。