かぜ・そら・とりのブログ

気ままに、のんびり。

還暦目前、未だに揺れる

一昨日、仕事から戻った夫くんが、顔を合わせるなり「柳生博さんって85歳だったんだって!」とのたまった。会社帰りのカーラジオかなにかで、柳生さんが老衰でご逝去されたというニュースを耳にしたらしい。
「あと25年ちょっとしかないよ!!」と、急に現実の我が身のことに思いが至ったようだ。

そうだよ、そうなんだよ。85歳でかっきり老衰で死んでしまわないとしても、きっと体は自由に動かなくなってるよ。
だから言ったじゃない、いつまで働くつもり?って。働いているヒマないんじゃないか?って。元気なうちに、一緒にいろいろ楽しいことやろうよ、って。

25年・・・。今から25年前は35歳。夜中まで仕事したり、会社関係でしょっちゅうお酒飲んでたり、それでいて海外旅行にも行ったりして。体力あったなあと思う。ついこの前のことみたいだけど、25年はあっという間に過ぎたんだ。次の25年はもっと早く過ぎていくに違いない。

夫くんは、当たり前のように、65歳まで今の職場で働けるなら働くよ、と常々言ってきた。でも、この頃少し迷いが生じたみたいだ。それで柳生さんの訃報に反応したのだろう。

かく言う私。来年3月に訪れる定年、そのあと、嘱託社員としてもう1年間だけ働くつもりでいる。が、夫くんにはオラオラどーするつもりなのよーと言うものの、この期に及んでどうしたものかと未だ揺れる日々。

85歳まで(何もわざわざここで区切ることもないのだが)あとたったの25年と思うと、そのうちの1年が急に貴重に思えてくる。
働いている段ではない? いや、老後の資金を考えたら・・・。でも・・・。しかし・・・。

(そして時間は過ぎていく・・・)。

 

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(すでにこの1年、ムダにした感あるなあ)。