かぜ・そら・とりのブログ

気ままに、のんびり。

悲しくて恐ろしい

ロシアのウクライナ侵攻。今、この瞬間にも、本物の「戦争」が行われているなんて、信じられない。身勝手な論理で、人が人の命を奪っているなんて。

 

「死にたくない」という子供の涙、幼子を抱いて離れ離れになった夫を思う若い母親の姿・・・悲しく、体が震えるほど恐ろしい。

市街地の道路を数人の男性が小走りで渡っている。建物の窓から見下ろした映像の中で、「兵士たち」と言われていたけれどヘルメットは無く、一瞬のその姿があまりにも普通の日常的な一コマにも見えて胸が苦しくなった。数日前まで暖かい部屋で家族と談笑していた優しい市民、その人たちのはずだ。だけど、彼らは今・・・。

 

私には憤る熱量や勇気がない。何かできることがあるのかどうかもわからない。ただ、日本の片隅で怯えている。私には祈ることしかできない。早く戦争が終わって、両国の人びとに安全で心安らぐ家族との日常が戻ってきますようにと願う。