かぜ・そら・とりのブログ

気ままに、のんびり。

2024-01-01から1年間の記事一覧

旅の途上

会社でよく雑談相手になってくれている女子にいわれた。「多趣味ですね。」「へ???」「なんかいろんなことやってますよね。」そう言われてみると・・・。決して多趣味ではないけれど・・・。 数年前のもうすぐ定年という頃、「無趣味」に焦りを覚えていた…

復活の日

3月31日、夫くんとふたり、4月からスポーツジムの月契約を復活する手続きをした。 以前は月会員で、会社帰りに週に2-3回(夫くんは多い時にはほぼ毎日)、主にプールで水中ウオーキングやクロールもどきをやってお風呂に入って帰っていた。コロナ禍の時に都度…

身辺整理

会社のOutlookで明日3月29日の午後に3時間ばかり「身辺整理」と予定を入れていたら、職場の若者が怪訝そうにきいてきた。Sくん「これってどういうことですか?」Tくん「ぼくもきこうと思ってました!」 「え?期末のお片付けだよ。要らない書類で机の周りが…

子どもが好きか?

子どもが好きか?と問われたらなんと答えようか。幸いにも(?)そう私に問うてくる人はいないが。 Mちゃん(約60歳)はボランティアで子どもたちのためのフエルト人形を作ったり音楽を通して子どもたちと触れ合っている。「あたし、子どもがだぁ〜い好きだから…

3本の樫の木

子どものころ庭にあった一本の木のことにふれた話を読んで、実家のことを思い出した。 小さな平屋、僅かばかりの芝生と植栽の庭。南のへりに背の高い樫の木が3本。真ん中が私の木、右側が上の弟の、左側は下の弟の。植っている木を勝手に姉弟でこれが自分の…

あ。そうか。

夫くんとバスを降りて夜空を見上げた。よく晴れた冬の星空。オリオン座をはじめ、白く輝く星々がくっきりと見えた。「すごいよね。あの星の光って何百年も前に発せられたなんて信じられないよね!」。夫くんも「ほんとだね」と改めて夜空を見やって呟いた。…

彼女は怒っていた。

高校の同級生3人とランチした。Mちゃんが、ねえねえ愚痴なんだけど聞いてくれる?と語り始めた。Mちゃんは怒っていた。Mちゃんは50代後半から卓球を始めた。始めたての頃に出たダブルスの試合で、負けた後にペアを組んだ人に「Mさんの方がミスが多かったね」…

プラスマイナスゼロ

寒い夜、工事現場の横を通りかかった。水道管の工事だろうか。重機もあったが、灯りに照らされた窪みで懸命にスコップを振るっている人を見た。その姿が尊くてありがたくて、きゅんとなった。あの人は幸せでいるだろうか。 家に帰って、ふと夫くんに問いかけ…

祈ること、縋ること

昔の記憶だからあやふやだけど、外国に入国する時に氏名とか書く紙(今もあるのかしら?)に宗教という項目があったように思う。海外では「無宗教」はブキミな人とおもわれるので「Buddhist(仏教徒)」と書くのが無難、と何かで読んで、無宗教と無神論との違い…

終点の町

電車に揺られつつ、ドアの上部に貼られている路線図を目で追いながら「おや」と思った。私って、終点にばかり住んでいるなあと。 実家は、JRの本線の終点がある市内にあった。JRの終点では線路が一旦くにゃりと持ち上がってそこで切れている。もうその先に線…

白い線が入った学生帽をみた

懐かしいものを見た。 出張のため、そう頻繁には利用しない駅で乗り換えの電車を待っていたとき、目に入った画像が直接、脳の“思い出コーナー”に刺さった。 3本の白い線が入った学生帽。いったい何年ぶりに見るだろう。詰襟学生服の高校生は何人も電車から吐…

寒い朝、バス停に45分間立っていたこと

この感情はナンなのか、怒りなのか、なぜ怒りを感じるのか。逆に、このソワソワした胸の高鳴りはナンだろう、いったいなぜ浮かれているのか、何に価値を感じているのだろう。などと、自分の感情の出所や理由が気になってしょうがない時がある。 その朝は気温…

夕日と頬のゆるみ

昨日久しぶりにブログをしたため、「公開」のボタンをクリックしようとしたところで、ソレに気づいた。 「☆₊AI」?・・・クリックしてみた。びっくりした。 私が4か月以上ブログをお休みしている間に「AIタイトルアシスト」なる機能が実装されておった(それ…

節分に、2024年の投稿1回目。

あれれ? 夏の名残り、秋の深まり、暮れ行く1年、新年の大災害と事故のニュース、そして、ちらほらと梅の花・・・。気づけば明日は立春である。 昨年2023年は10回しかブログを投稿しなかった。前回が9月で、今年はこれが1回目。・・・まあ、いいか。自分に…