かぜ・そら・とりのブログ

気ままに、のんびり。

5歳児的感覚(?)で心和らぐ

朝、目覚めた時から激しい雨音だった。今日も1日おうち時間だ。

 

仕事に行く夫を送り出してすぐさま、自分の部屋に行き、エアコン下の白い壁にウオールステッカーを貼った。ずいぶん前にCostcoだかIKEAだかで買ってきていたのだが、作業をヤル気にならず放置していたものだ。樹の枝とそこに留まっている3羽の小鳥、そしてカラフルな葉っぱの図柄。緑、青、黄、赤の葉っぱを1枚1枚バランスを見ながら貼るのはちょっと面倒でもあったが、出来上がりには「ご満悦」。

薄くて剝がれやすいシールなのでどれくらいの間、この状態を維持してくれるのかわからないが、勉強机(勉強しなくても、そう呼んでいる)の前に優しく和む空間ができてとても嬉しい。

 

「ウオールステッカー」なるものがあることを知らなかった。Amazonなどでも普通に売られているようだ。しかも、もっとおしゃれで大人っぽいデザインや大型のものもあるようだが・・・わが和みの空間に貼られたものは・・・こども部屋用のそれだった。なんとなれば、5歳くらいの女の子の写真と共に「毎日が楽しく変わるインテリアステッカー。こども部屋にぴったり。」と明確なターゲットが記載されている。

 

この頃、「5歳児」あたりがターゲットのものに、ものすごく反応しているような気がする。

 

ある朝、私が寝坊した時、先に支度を始めた夫は、1階のオッケーグーグルに、2階の寝室で音楽を鳴らすように言いつけるワザを思いついた。Jazzだった。華やかなスイングで私を睡眠から覚醒へと向かわせる作戦は成功した。最初は「おや?なぜ音楽が?」という驚きもあって起き上がっていたが、そんなことが何回かあって、そのうち慣れてくると、まどろみにとどまって曲に聴き入るようになってしまった。

暫くして、夫は作戦を変えた。曲は童謡など子供向けの曲になった・・・。子どもたちが歌う「アイアイ」や「It's a small world」が元気よく流れてくると、まあ、なんということでしょう。心が「きゃっ♪」となってワクワクして跳び起きてしまう。1階への階段を降りるときもゴキゲンな鼻歌つきである。

グーグルが毎回ランダムに選曲しているようだが、なかでも「せんせいとおともだち」は初めて聴いた時からお気に入りだ。歌詞からして明らかに保育園児・幼稚園児のための歌なのだが。

 

何だろう。小鳥と葉っぱの図や童謡からくる、この不思議なほどの和み感。おうち時間が長すぎて、視覚や聴覚の受容体が、5歳児化したのか。よもや脳細胞も?

ただ、何かが原因で「こうなった」というより「もともとそうだった」という方が合っているような気がする。毎日毎日会社で背伸びを続けていた私の方が、ゆゆしき姿だったということに気づいただけ、と。

 

今や、「せんせいとおともだち」は夫の武器となった。不機嫌な私から攻撃を受けそうな気配を察知すると、即座にPCで検索し「せんせいとおともだち」砲で先制攻撃してくるのだ。私がイントロを聞いただけで、つい嬉しくなって破顔しちゃうから。

 

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