しばらくブログを書かなかった。緊急事態宣言が解除されてお客さまを訪問する日が増えた、つまりその前後で準備や報告などの時間も増えた、そしてブログの優先順位が下がってしまった。
いや、それより気持ちの問題かな。もし、とにかく体から文字をアウトプットしたい、という気持ちにあふれていたら、寝る間も惜しんで何か書いたのだろうけど。
まあ、それでいい。気ままに気が向いたら思ったことを書きつける。”「〜すべき」「〜せねばならない」の私”とは距離を置くようにしているもの。
先週まで日中は30℃を超えて暑い暑いとクーラーを入れていたが、週末の雨を境に晩秋の寒さになった。
だけど、朝、窓を開けた瞬間、不意をつくような金木犀の香りに本格的な秋の深まりを感じて、気持ちがキュッとなる、あの感じが今年はまだ無い。「まだ」? それとも私がぼうっとしている間にそんな時期はとうに過ぎてしまったのか。
毎年、お誕生日に私からメールを送っている友人がいる。「おめでとう」の後に「金木犀の香りが・・」と時候に触れていたように思うが、今年は書いていて「あれ?そういえば?」と気づいた次第。
あの香りを嗅がないことには私の秋は本格化しないんだけどなあ。夏がフェードアウトしてそのまま冬になるなんて寂しい。
あ。今年の金木犀は9月半ばに早々と咲いたという記事が。やはり私がぼうっとしていたのかしら。