時間は、記憶のかけらをふるいにかける
記憶は、最初は大きな塊だったのに
ふるいに乗せられ、揺らされていくうちに
だんだん割れたり崩れたり
小さなかけらになっていく
角がとれて丸くなったり、磨かれて光り出すものもあるけど
最後はさらさらと砂になって、ふるい落とされて
消えてなくなる
だからそれでもふるいに残ったものは
初めから硬くて壊れにくい塊だったり
削られ崩れていくうちに
塊の中から出てきたダイヤモンドの粒だったり
これ以上壊れてふるいの外に流れ出てしまう前に
ずいぶんと小さくなったかけらを拾いあげる
拾いあげたかけらは、大切に宝物入れにしまおう
歳をとると、だんだんと、ふるいのメッシュは大きくなっていく
早くしないとダイヤモンドの粒までふるい落とされる
そうだ、ブログに書こうっと!!