蒸し暑い曇天の朝の散歩だけど・・・。
玄関を開けると、シャワシャワシャワシャワとクマゼミのみなさん、飛び立つ羽根音と共にスズメがひと鳴き、遠くでウグイスの声。
坂を下って、川(ミゾ?)沿いまで行くとセグロセキレイの澄んださえずり。
向こう岸の古い家から80歳に届く頃だろうか、老夫婦が出てきた。前を小柄な旦那さん。キャップに作業服、手にはお弁当らしき風呂敷包み。後ろを歩く奥さんはちょっとふくよか。襟なし袖なしの部屋着そのままのワンピース。何だか奥さん楽しそう。腕を大きく振って笑いながら旦那さんになにか言いながら歩いている。二人は駐車場の軽トラの方へ。お仕事に出かける旦那さんのお見送りだったのね。仲良しなんだなあ。どうかどうかご安全に。
あおあおと葉が茂る桜の並木の根元にくつろぐ白黒模様の野良猫、向こうから自転車で急ぐ女子高校生。アオスジアゲハ2匹の乱舞、ムクドリの追いかけっこ。
濁ってくすんだ騒音のない穏やかなひととき。
この散歩道が私のサンクチュアリ。 なごむ〜!!!