かぜ・そら・とりのブログ

気ままに、のんびり。

59才会社員なう。

定年まであと1周ちょっととなった。

この1ヶ月の間にいろんな方々のブログを拝見して、初めて「セミリタイヤ」「アーリーリタイヤ」「FIRE」という言葉を知り、そんな生き方の選択があるんだなあ!と、ハタと立ち止まった。

 

来年度、60歳になると一応の区切りである「定年退職」はある。が、翌日から再雇用制度に乗っかって、体力が続けば65歳の誕生月まで働くことを基本路線と思ってきた(あくまでも会社のニーズとマッチすれば、だが)。

会社が雇ってくれるなら、どうせ何をやりたい訳ではないし、運動がてら会社にでて「社会」と繋がる、日々のちょっとした緊張感や気遣いもボケ防止、税金を払うのも社会のためだ、と普通に思ってきた。何より全く苦ではない。

嘱託契約となってお給料ががくんと下がろうが、子どもがいないから、孫のお小遣いや残してあげる財産だって考えなくていい。それにモチベーションアップはお手の物、それなりに会社が求める成果を出すシニア社畜としてほどほどに評価されると思う。というより、そう評価されるように、自動的に立ち回ることだろう。

 

私が明日退職しようが、既にちっとも「アーリー」ではないのだが、今のまま再雇用のレールに乗っかるかについて、神サマが「ちょっとは考えてみたら?」といくつかの「お言葉」を授けたもうたのかもしれない。

 

遅きに失している感はあるが、ゼロベースでちゃんと考えて前へ進もう。

特にここにきて「『やりたいこと』は『特になにもしないこと』です」と言っている自分もいることに気づいた。なにもしないというのは語弊がある。もっと本を読む、スズメやメダカを愛でる、近所の小山に登る、ムダに写真を撮る、夫と互いに日々の健康を喜ぶ・・・こうした事にもっとたくさんの時間を使うことがとても大切なことだと思えてきた。

 

社会に貢献していかねばという正義の味方的使命感や、モチベーションアップ、キャリアデザイン、チームビルディングなど長い会社員生活で培った何かを、これからの仕事に活かせないかしらとぼんやり思っていたのは妄想だったかしら。

 

・・・そうこうしているうちに5年経ってしまいそうだなあ。

 

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