かぜ・そら・とりのブログ

気ままに、のんびり。

ゲバルト

Gewalt [gəˈvalt] - 「暴力」を意味するドイツ語。

 

 ・・・今日、コミュニティ・オーガナイザーのことを考えていたら、ふいにヘルメットにタオルで顔を隠したデモの様子が脳裏に浮かんだ。続いて湧いて出た「内ゲバ」という単語。ゲバ・・・?・・・・「ゲバルト」??

そんな単語があるのか、とググったら出てきてびっくり。

どうしてそんな単語を思い出すのか?なぜ知っているのか?なぜ覚えているのか?

私が子供の頃、昭和の昔はそんな様子が、ちょくちょくTVで流れていたのか?もしかすると1970年の安保闘争とか?

 

突然前触れなく頭に湧いてくる単語に驚き面白がることはある。モヘンジョダロ、コロイド、マクローリン展開・・・・。

今回の「ゲバルト」には、ちょっと困ったもんだな、と思った。

私の無意識レベルに巣食うこのイメージが、社会運動に共感することを怖がらせているのではなかろうか。

 

デンマークの都市づくり、ダウンシフターズの優しい革命、人新生の「3.5%」のアクション、高原の見晴らしを切り開く連鎖反応・・・。どれも人や地球に優しい社会を作っていくためにひとりひとりが小さなアクションを実践していこう、つまり社会運動で社会は変わることができるよ、と言っている。そうか、私もよりよい社会への小さな種を蒔こう、と思ってはみても体は動かず。

このたび図らずも意識レベルに浮上したネガティブな「ゲバルト」と「社会運動」を繋ぐ糸は断ち切ってしまおう。もっと心軽く、ピュアな気持ちで明るい未来のために体を動かそう。

 

マルクス・ガブリエルは、立ち上がって闘え、デモに行け、石を投げてもいいと言っている。さすが哲学界のロックスター、ちょっと過激。