かぜ・そら・とりのブログ

気ままに、のんびり。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

実家

私が3歳の頃から結婚するまで住んでいた実家はもうない。物理的な「家」は別の人が住んでいるけど今も在るし、「両親」は家を手放して長女・長男がいるこの街に2年前の秋に越してきて、高齢ながらも元気で近くに住んでいる。「もうない」のはこの二つのペア…

メダカさんたち

もしかしたら、もう10年は経つのかも知れない。ラーメン屋さんのオマケで白メダカをもらって、初めてメダカを飼い始めた。今では、玄関先に鉢が3つ、リビングの窓辺に水槽が2つ、普通色、白色、オレンジ色が混在し全部で30匹ほどのみなさんが暮らしている。 …

オートバイ

大学卒業間近の頃、オートバイの中型免許を取った。 会社に入って初めてのボーナス、これは寸志と言う形で支給された50,000円であったが、これを使ってヤマハのSRX250Fを買った。排気量250cc、 DOHC単気筒エンジン、スリムなタンクにヤマハの音叉マーク、ハ…

虫の音

照明を消して「オッケーグーグル、おやすみ」と言うと、女の人の声で「おやすみなさい。〇〇さん」、続いて明日の天気が告げられ、朝の目覚ましアラームの時間を尋ねられるので「5時」などと答えるルーチン。少しの間のあとで、虫の音がフェードインしてくる…

目指せ ディレッタント

趣味らしい趣味がない。やはり「老後の趣味」が無くては何かとよろしくないのではないか、今のうちに何か夢中になれる楽しみを見つけておかねば、と妙な切迫感めいたものがわく。 まず、何を以って「趣味」と言っていいのかがわからない。幸か不幸か莫大な人…

ビッグデータと哲学的なAIで・・・

突然だけど、政党政治って好きじゃない。さて投票しようというときに、世の中のゴマンとある社会的課題の対策や未来へのビジョンについて、「1人」または「1政党」を選ぶなんてムリがありすぎる。どの政治家も政党も帯に短しタスキに長し感がある。 どうせ…

山なし谷なし

数年前、ライフチャートというものを書いたことがある。横軸が時間(年齢)、縦軸が充実度(真ん中がゼロで上下にプラスとマイナスの象限がある)、自分が生きてきた人生を振り返り、その時々の充実度を曲線でつなげて描いて自己理解を深めよう、というもの。 書…

記憶のかけら

時間は、記憶のかけらをふるいにかける 記憶は、最初は大きな塊だったのに ふるいに乗せられ、揺らされていくうちに だんだん割れたり崩れたり 小さなかけらになっていく 角がとれて丸くなったり、磨かれて光り出すものもあるけど 最後はさらさらと砂になっ…

梅雨の晴れ間

本日は梅雨の晴れ間、しかも快晴。 ソファーのムートンを剥ぎ取り、デッキの椅子に広げて干した。冬じゅう使っていたライトダウンのベストや膝掛けもやっと洗って、シマトネリコの枝に1枚ずつハンガーにかけて吊るして干した。 気温27.2度、湿度57%、爽やか…

思い出の棚卸し

唐突に始めたブログだが意外にも続いている。何故、何を書きたいわけでもなく、何の方向性もなく始めて、思いついたことをただ書いている。 そして気づいた。「思い出話」が多い。思い出の棚卸し状態だ。 なんとなく感じていることを言葉や文章にすると、自…

接触頻度

テレビはあまり観ない。特に、もう何年も、民放をほとんどみない。とはいえ、面白いことはあるかなと期待して本能的にチャンネルを変えてみたりして、たまに、バラエティ番組などに手が止まることはある。そして、しばしば「えっ・・」と声を詰まらせる。綺…

我が家のお弁当

1980年代後半に結婚してから3年ほど、共に会社員である自分と夫のお弁当を作っていた。その後、私の仕事が外に出ることの多い営業に変わり、接待や出張などで忙しくなってお弁当作りは断念。私は外食、夫は会社の食堂で昼食を取るようになった。 それからま…

アマリリス

真っ赤なアマリリスが咲いた。 植えっぱなしの球根で、もう何年も咲いていなかったと思うのだが、今年は周りの雑草を取ったタイミングが良かったのか、大きくて、深紅の、私のイメージ通りのアマリリスが咲いた。 今は無き実家の庭で咲いていたものと同じだ…

前世はクジラ?

前世があるとしたら、私はクジラだったんじゃないかしら。 お酒を大量に飲むから、ではない。(鯨飲は若い頃のはなし。今はイワシ程度しか飲まない。) ごくごくたまにだが、深い海の中にいる夢をみる。海の中だけど呼吸は苦しくない。静かで冷たい暗さが心地…

このごろの"絵日記"

2016年から「ほぼ日手帳」を使っている。 最初は仕事ときどきプライベート用にA6サイズの「オリジナル」を使っていたが、2017-2018年は、仕事用はタテ型の「weeks」、プライベートの日記帳用には「オリジナル」と分け、2019年からはプライベートの日記帳を大…

スケッチブックを買う癖

部屋の片付けをしていたらA5サイズぐらいのスケッチブックがわらわらと出てきた。なかには買ってきた時のまま、袋状の包装紙に入ったものもあった。 使った形跡のあるものでも、ほんの数ページに練習的なイラストや、植物的なもののスケッチがちょこっと描か…

ドイツ製マゴの手

私の「マゴの手」はドイツ製である。 夫から50歳の誕生日プレゼントとしてもらったものだから、もう10年近く使っている。 その頃、まさしく「五十肩」と言うべきか急に右肩が痛くて腕があげられなくなった。ブラジャーを背中で留めるのも、汗をかいたTシャツ…

弱くて、優しくない。

私は「優しい人」と言われたことが、たぶん、一度もない。 親・兄弟、友人からも会社の同僚からも、さらには夫からも。 「優しい人」の定義にはいろいろあるかと思うが、誰かが悲しんでいるとき、誰かとのお別れのとき、感受性高く涙を流す人に「優しい人だ…

ファサードを飾らない。

ちょっと前に「世界史の針が巻き戻るとき」(マルクス・ガブリエル著)を読んだ。そして私は「ファサードを飾らず生きていこう」と思った。 著者は、ニューヨーカーのことを「住みにくくても、他の人からすごいと思われればいいと言って、(人生そのものでは…

眼鏡

昔は眼が良かった。視力はマサイ族並みだった(うそ)。 でも、小さくて、一重瞼。子供のころからずっと、ぱっちり二重瞼の友達がうらやましくてしょうがなかった。 「なんでこんなに目が小さいのかしら!ハンディキャップだわ!」 優しい夫がなぐさめてくれ…

無事之名馬

大きな病気を患うことなく、60年近く生きてきた。 丈夫な体に生んでくれてありがとう、と心から両親に言いたい。 元気、で思い出すことがある。 弟が結婚することになり、互いの親族が集まってホテルでのお食事会をやった時のこと。新郎新婦それぞれが自分の…

「バラは応えてくれるわよ」

我が家の庭に、美しく強いバラ、ピエール・ドゥ・ロンサールが2株。 今年もころんとしたとても上品なピンクの大輪が咲いてくれて、ぼさぼさの庭の品格がいっぺんに上がった。 でも、今年は花数が少ない。 冬の間の剪定や誘引や施肥といったお手入れを私が怠…

シマトネリコ

狭い庭だけど、大きなシマトネリコの樹がある。 出来立ての人工島でやっていた植木市から買ってきた時には、細い棒のような枝が根元付近で3つに分かれていて高さは60cm程度。「樹」と呼ぶには弱々しい小さな植物だった。 もともとその場所には引っ越してきた…

ゲバルト

Gewalt [gəˈvalt] - 「暴力」を意味するドイツ語。 ・・・今日、コミュニティ・オーガナイザーのことを考えていたら、ふいにヘルメットにタオルで顔を隠したデモの様子が脳裏に浮かんだ。続いて湧いて出た「内ゲバ」という単語。ゲバ・・・?・・・・「ゲバ…

私のブログ シーズン3

過去にもブログにチャレンジしたけど長続きせず、今回はシーズン3と相成った由。 シーズン1 2006年7月~2012年8月(73か月間) 投稿回数14回 お気に入りのグッズや食べ物を写真付きで紹介。1回投稿するごとに息切れ。 シーズン2 2019年1月~2019年10月(10…

学生時代のノートが出てきた

GWだもの、予てより懸案であった納戸の整理をした。 奥のほうから古臭い段ボール箱が3箱でてきた。中をみてびっくり。 中学・高校の時に友人から届いたお手紙類、高校・大学の時のノートや、黄色く変色著しいプリント類。 結婚したとき、家を持ったときの引…

正義がコワイ

「まさよし」くんがコワイわけではない。Justiceの方だ。 会社の研修で「あなたのミッションステートメントは?」「あなたはどんな人だと思われたいか?」などと問われたとき、いくつかの答えの中に、たぶん、必ず「正義」「正義感」をあげていた。「正義」…

雨もまた楽し

近所のお散歩に出発した時は、今どきの季節の割には冷たい北西の風が新緑の枝をかなりの圧で揺らしていたものの、青空と明るい日差しがあった。 いつもより少し足を延ばして、初めて通る道を選び、探検さながらに住宅地の中を分け入って進んでいた時、ぽつり…

ステンレス その甘美な・・・

連休などでちょっと時間に余裕がある時、お台所の引き出しのゴタゴタを片付けたりする。 東急ハンズやネットでついついキッチンツール類を買ってしまい、気づくと何やかやといろんなものを持っていることに気づく。 フライ返し、形・大きさの違うトング、マ…